社会人の男性であれば、出勤前に毎朝ひげ剃りをしていると思います。
毎日何気なくしている髭剃りでも、やり方次第でお肌への影響を大きく左右します。
間違ったひげ剃りの方法で、肌をバリアしている角質層まで剃ってしまうと肌が傷つくだけでなく炎症を起こしてニキビができやすかったり、紫外線の影響で乾燥しやすくなります。
正しいひげ剃りの方法を身につければお肌は変わってきます。
寝起きのひげ剃りはNG!
家を出る10分前に起きてサッとシェービングジェルを塗っていきなりカミソリでひげを剃っていませんか?
まず、寝起きの顔はむくんでいるので毛が肌に埋もれているためしっかり剃れません。むくみが引くまで20分ほどかかるので、その間に着替えや食事、ヘアセットをしてむくみが引いたところで最後にひげを剃るようにしましょう。
正しいひげ剃りのステップとは
ひげ剃りは正しい手順で行えば肌に負担をかけることなくしっかりと深剃りできます。
しっかり手を洗ってから、まずは洗顔をして汚れを落とします。
朝は水だけで洗うという方も多いですが、寝ている間にも皮脂の分泌は行われ肌が汚れているからです。
蒸しタオルでひげをふやかして柔らかくします。
ひげは水分を含むと40%膨張して柔らかくなります。こうすることで刃の滑りをスムーズにします。蒸しタオルはラップで包むかジップロックに入れて、電子レンジで1~2分加熱すればできます。
シェービングジェルやフォームを丁寧に塗ります。
毛の流れに沿って剃ります。剃りにくい箇所は手で引っ張りながら剃りますが、アゴ下や口周りなど剃り残しが気になる部分だけ逆剃りしていきます。
逆剃りは肌への負担が大きいため、順剃りの半分ほどのストロークで負担を減らしましょう。
シェービングジェルの洗い残しや、肌についているひげのカスをしっかりと冷水で洗い流しましょう。ここで洗い残しがあると、ニキビや吹き出物など肌トラブルの要因となってしまいます。
最後に保湿を忘れずに!
冷水で洗い流した後は保湿を行うことでダメージを回復するだけでなく明日のひげ剃りでのダメージを予防する効果もあるのです。
しっかり保湿された潤いのある肌は、シェービングする上で最も大事な要素なのです。
保湿をしない状態だと、ダメージもそのままで次のシェービングの滑りも悪くなり、更に大きなダメージを肌へ与えてしまいます。
まとめると
ひげ剃りで一番大事なことは保湿です。
忙しい朝ではありますが、身だしなみやスキンケアにも意識して取り組んで見てください!